映画のストーリーが初見で分からない人
こんばんは、はまぐりです。
今日はタイトルの通り、映画のストーリーが初見で分からない人について書こうと思います。
何を隠そう筆者自身もその一人です。
しかし最近克服しつつあるので、オススメの対策方法も紹介していこうと思います!
ストーリーが一発で分からない
はまぐりは映画が好きで年間50本は観ているのですが、たまに内容がよく分からない作品に出くわします。いや、たまにというよりしょっちゅうです。
具体的にどういうことかというと、
・最後まで何の話なのかイマイチよく分からないまま終わってしまう
・途中で最初に登場したキャラクターが出てきても、どんな設定だったか思い出せない
・特に、最初の数十分で完全にストーリーに着いていけなくなる
上のような感じです。
それで結局二回目を観たりするのですが、、
特にこの現象が起こりやすいジャンルは、海外の政治、サスペンス、犯罪系です。
人間関係が把握できないのと似たようなおっさんばかり出てきて顔が見分けられないのと、英語圏の文化に対する理解がまだ浅いことが理由として挙げられるかと思います、、
とりあえず対策してみた
かなり長いことこの問題に苦しんでいたのでいくつか解決策を試してみましたがイマイチだったものを紹介します。
①最初の20分を二回見る
これは配信サービスで映画を観ているとできる便利な方法です。最初の20分は映画の基本的な設定や登場人物の説明に割かれることが多く、その分情報量もボリューミーなので、2回あえて観るという方法です。実際のところ効果はありますし内容も把握できて良いのですが、これになれると劇場に観に行った時に悲惨なことになります泣
映画館では巻き戻しができませんからね。
②あらすじを勉強してみる
公式サイトやウィキペディアで映画に関する基礎知識を予習してから観るという方法です。こちらも効果はあるにはあるのですが、色々知って観てしまうと、物語の核心には至らずとも、かなりネタバレされた状態で鑑賞することになります。
ネタバレに気をつけていても、感想サイトとかだと結論泣けたとか素晴らしいとかイマイチとか書いてあるわけで、結果無意識のうちにハードルを上げたり下げたりしてしまうんですね、、
なのでこの方法からは早々に撤退しました。
③紙にメモしながら観てみる
一発で話を把握しやすいのですが、これも劇場ではできないのでやめました。友達と観るときも横でメモとってたらなんか嫌ですよね笑
ベストプラクティス
ということで色々試行錯誤をしていました。
しかし最近自分の中では大体見切りが付いてきたので、現時点で私にとってベストな鑑賞方法を紹介しようと思います。
まず、映画を観るときはスマホをいじらない。当たり前ですが、自宅でPCで鑑賞するときはやってしまいがち。話の中盤は可としても、最初は集中して観ましょう。
映画の要となるのは最初の25分だと個人的には思っています。この時間で、起承転結でいうところの「起」の部分がひと段落するからです。この部分はもっとも情報量が多いので集中する必要があります。具体的に何に集中するかというと
・人の名前が出てきたらとりあえず意識的に記憶に残す。特に顔が出てこないけどセリフの中で名前だけ最初に出てくるヤツ。大事な登場人物であることが多い。
・場所がどこなのかを正確に把握する。暗くて人が多いな〜、ではなく、そこがライブ会場なのか、パーティー会場なのか、バーなのか。国はどこなのか。周りの描写からも判断できる。場所が分かるとその後のシーンも理解しやすい。
・(特に字幕で鑑賞する場合)主語と述語を意識する。字幕だと主語が省略されがちで非常に状況の把握が難しいことがあります。英語苦手という方でも耳を凝らして元音声を聞いてみましょう。字幕に書いていなくても人物の名前を話していたりすることもありますし、he とshe で男女の区別も付きます。
・話がどの方向に進んでいるのかに神経を尖らせる。映画の最初の25分の難しさは、この場面がこれからどんな意味を持つのか、どこに話が進んでいくのか分からないことです。そのため何に集中して観ればいいかの判断がつかないのです。場面が変わるごとに、これは誰で、さっきのシーンとどう繋がっていて、そもそも何をしてるシーンなのか、を捉えることを意識してみてください。気がつくと全体の大筋が見えているはずです。
という感じです。
とはいっても、そんなに頭を使って映画観たくないわ、という方もいるかもしれません。安心してください、最初何回かトレーニングすれば、後は自然と状況把握がクセになり、何も考えなくても映画を楽しめるようになっていきます。
ちなみに、この方法を使っても全く歯が立たないエモい系の映画ってありますよね。あれの対処方法は個人的には二つあると思っています。
①アートだと思って最後まで鑑賞する
素晴らしいカメラワーク、衣装、演技など、話の筋以外にも映画は評価すべきことが沢山あります。話が完全に分からなくなった場合は諦めてアートだと思って世界観を楽しむようにしています。
②鑑賞をあきらめる
単純にまだ脳みそがその映画を理解するには早すぎた、あるいは純粋につまらない作品である可能性があります。
予備知識を勉強するなどしてから出直しましょう。それかいさぎよく中断しましょう、映画館を出るのもあり。時間がもったいないです。見切りをつけることは大切です。
今日はこんなかんじで。